「シルクの囁き、ラベンダーの香り」 第4章 Chapter 4 第1章第2章第3章

翌日、クリスは職場に来た。最初は少し緊張があったが、彼もジャネットも、すぐに、打ち解けあった。2人とも、緊張した気持ちが消えると、たちまち、性的な興奮が頭をもたげてきた。ジャネットはクリスに言った。

「まあ、少しは遊び心があってもいいわよね。でも、触りあったりはダメということにしましょう」

クリスは、どんなことを言われても、従いたい気分だった。

2人とも一日中、大忙しだったが、だからと言って、クリスがジャネットの脚の間を盗み見しなかったわけではなかった。そんな彼をジャネットは寛大に微笑んで見逃し、仕事を続けた。クリスの前では、ジャネットは、まったく何も気にせずに振舞った。誰もいないかのように、脚を広げたままで作業を行ったし、クリスとすれ違うとき、何気なく彼の体に胸を擦りつけるようなことが何回かあった。そういう時、ジャネットも、刺激で乳首を固くさせているのである。

数日経ち、再び2人の間が加熱し始めた。その日、ジャネットとクリスは、よくあることではあるが、彼女のデスクでおしゃべりをしながらランチを食べていた。クリスは、ジャネットのそばにいられるだけで、この日も、いつもと同じくワクワクしていた。

2人は、それぞれの、これまでの交際関係についておしゃべりをしていた。クリスは、あまり性体験がないことを白状した。高校時代にガールフレンドが一人いたこと、彼が高校を卒業し大学に入るときに、その女の子と一度だけセックスをしたことを話した。その後の性体験は、大学に入るまでなかったと。

ジャネットは、クリスが、大学になってからの交遊について、恥ずかしがってか、あまり話そうとしないのに気づいた。彼女は、どんな交際だったのか興味を持ち、探りを入れた。

「さあ、その女の子について、お話して?」

「あることはしたんだけど・・・」 クリスは顔を赤らめながら言った。

ジャネットはますます好奇心を募らせた。「あることって、どんなこと?」

「ああ、なかなか諦めてくれないのか、もう・・・」 クリスは苦笑いをした。「いいですよ、分かりました。実際、彼女とはセックスはなかったんです。・・・というか、性交はしなかったと言うべきか・・・」

「じゃぁ、どんなことをしたの?」

クリスは深呼吸をして、ゆっくりと告白を始めた。

「何と言ったらいいか・・・、僕は、週に数回か彼女のアパートに行って過ごしてたんだけど・・・あの・・・分かるかな・・・んと・・・口を使ってするんです」

「口を使う?」

「ええ、あれです、クンニリングス」

ジャネットは、ハッと息を呑んだ。突然、電撃のように興奮が股間を襲うのを感じた。

「それって・・・それだけをしたって・・・そういうこと?」

「ええ。実は彼女は婚約していて、その婚約者は、口でするのが嫌いだったらしいんです。で、僕の方は、してみたいと思っていた。最初は、どうしたらよいか分からなかったんですが、彼女に教えてもらいました。時には、4、5時間、舐め続けることもあったんです」

今や、どぎまぎしてるのはジャネットの方になっていた。心臓がドキドキ鳴り、息遣いもなかなかコントロールできない。

「それで・・・彼女の方は?・・・つまり、あなたに対して何かしてくれたの?」

「普通は、何もなかったです。時々、手を使ってしてくれました。分かるでしょう? 僕がいくまで、手でしごいてくれたり、です」

「それって、あなたにとって不満にならない?」 ジャネットは、下着がびちょびちょになってるのを感じながら、尋ねた。

「いいえ、それほどは。僕自身、クンニは好きな方だと分かったし、彼女が何もしてくれなくても、続けたと思います。普通は、家に帰ってから、とりあえず、自分でしてました。分かると思うけど、僕はアレをずいぶんするから・・・」 

クリスは、恥ずかしそうに笑った。

ジャネットは、クリスの話を聞きながら、興奮が高まってくるのを感じていた。

「それで・・・クリス? あなたは、今も、夜になると、私のことを思いながら自慰を続けているの?」

「え?・・・困ります、そういう質問は・・・」

「で、どうなの?」

「ええ・・・続けています」

ジャネットは、心臓が高鳴るのを感じた。その鼓動の速さに、過呼吸になるのではと恐れた。荒い呼吸にかすれた声で言った。

「じゃ、して見せて」

「え?」 クリスは、何か聞き違えたと思った。

「自慰をして見せて。見たいから」 努めて落ち着いた声になるようにしてじゃネットは言った。

「できません・・・そんなことをここでは・・・」 クリスは、依然としてジャネットが本気で言っているとは思えなかった。

「いえ、できるわ」

ジャネットはデスクの上を片付け始めた。デスクをきれいにすると、椅子に深々と座った。クリスが動こうとしないと、ジャネットは彼を睨みつけて言った。

「臆病ね! やってみなさいよ!」

クリスの心臓も高鳴っていた。

わかったよ! はったりに決まってる! 

そう思いながら、クリスはゆっくり立ち上がった。そろそろ、止めるはずだと思いながら、ベルトのバックルを外し始める。ジャネットが「そこまで」と言うのを待ちながら、ジーンズのボタンを外した。ジャネットは何も言わない。クリスは振り返って、オフィスのドアを見た。

「鍵がかかってるわ」

ジャネットは、質問を察し、答えた。

ええ!? 本気なのか!

両手を震わせながら、ゆっくりとジッパーを降ろした。ズボンの中、ペニスが痛いほどになってるのを感じた。中のトランクスに手を入れ、固く勃起した肉茎を握った。ジャネットが止めさせるのを待ちながら、額に汗がにじみ出てくるのを感じた。

「ズボンを降ろしなさい」

ジャネットは、平然とした調子で言った。だが、声は普段より上ずっていた。彼女の腰は、椅子の上、かすかに前後に動き始めていた。注意して見れば、気づく程度の動きだったが。ぷっくりした唇が興奮のため震えていた。このようなことは止めなければとは分かっていたが、興奮が理性をはるかに上回っていた。

分かったよ! これでどうだ! 

クリスは心の中で叫びながら、ジーンズと下着を一緒に降ろし始めた。降りていく下着の中から、突然、彼の勃起が飛び出した。

「まあ!」

ジャネットは、クリスの勃起を見て、思わず、声を漏らした。ヒクヒクと脈動している。何より、その大きさにジャネットは驚いた。長く、太い。大きな薄紫色の頭部。男性の性器をたくさん見てきたわけではないが、これまで見知っているものよりも大きいのは確かだった。

クリスは自慢げだった。ペニスが独自の生命を持っているように脈動し、ヒクヒクと動いている。彼はジャネットの目が、自分のプライベートな部分に惹きつけられているのを見た。彼女の前で、ほとんど裸と言える格好で立っている。しかも彼女は僕の持ち物に興味を持っているようだ。クリスは信じられないほどの興奮が全身を駆け巡るのを感じた。

ゆっくりと手を上げ、肉茎を握った。これまで独りでいる時に何万回も行ってきたことだ。ゆっくりと手を上下に動かし始める。いつになくペニスが焼けるように熱くなっているのを感じた。何秒も経たないうちに、ペニスの先端に透明な液が粒状になって現れた。その液粒は、みるみる大きくなって、やがて、長い銀色の糸になってデスクに滴り始めた。木製のデスク面に液が落ちるのを見て、クリスが声を漏らした。

「あ・・・デスクが!」

ジャネットは何も言わずに、くるりと後ろを向き、新聞紙を手にした。それを開き、デスクの上に広げる。

・・・ああ、本当に、僕が自慰をするのを見たがっているのか! ジャネットの行動を見て、クリスは思った。

ジャネットは、まるでクリスの心の中を読んでいたようだった。

「そ、そうね・・・私は元の夫と20年間、夫婦生活を続けていたけど、一度も見たことがなかったの・・・夫が自慰をするところをね・・・だから・・・私のためにして見せて、お願い、して見せて」

ジャネットの声はかすれていたし、瞳は淫らな光で燃えていた。

クリスは手を上下に動かし続けた。視線は、デスクを挟んで向こう側に座っている美しい女性に集中させたまま。

「そう・・・そのまま・・・」

ジャネットは荒い息づかいをしていた。両手で椅子の肘掛を固く握っている。握る手が、血を失い、白くなっている。

「ちょっと手伝ってくれると助かります」

クリスは、そうは言ったが、実際は、その必要はなかった。すでに、白濁を発射したい欲求を堪えるのに必死になっていたからである。

ジャネットはクリスの顔を見た。彼の視線がどこに来ているかを見て、彼の希望を理解した。まるで夢遊病にかかっているように、すうーっと立ち上がり、白衣を脱いだ。シルクの白いブラウス姿になる。薄地の生地を通して、中のレースのブラジャーがはっきりと見えていた。

だが、ジャネットは急に、元通り、椅子に腰を降ろしてしまった。突然、脚から力が抜け、立っていられなくなったからである。

クリスは強気になっていた。わざと改まった口調で言った。

「レドモンド先生、どうしたのですか! 僕が発射するのをご覧になりたいのなら、ご自分のも僕に見せてください!」

ジャネットは、ブラウスに手をかけ、ゆっくりと上の方のボタンを外した。その間ずっと目をクリスの勃起に向けたまま。相変わらずヒクヒクと動いている。ボタンが2つ目、3つ目と外されていき、とうとうすべて外され、ブラウスの前が開いた。自分からブラウスの前を広げ、レースのブラジャーに包まれた大きな胸をクリスの前に見せた。

「ああ・・・!」

ジャネットの豊かな胸を目にし、クリスはうめき声をあげた。いまや、できるだけクライマックスの瞬間を先延ばししようと必死に堪えていた。

荒い息遣いに、大きく波打つジャネットの豊かな胸・・・。クリスは、彼女が、ブラジャーのホックに手をかけるのを、息を止めながら見つめた。

ジャネットは、どうしようかと躊躇いつつ、クリスの瞳を覗き込んだ。それから、下唇を噛みながら、視線を落とし、今は激しく動いているクリスの右手とそれに握られている若々しいペニスを見た。頭部がぱんぱんに膨れ上がって、きらきら輝いている。

クリスは、ブラジャーのホックを押さえたまま動かないジャネットの指を息を止めて見つめていた。とうとう、その指が動き、伸縮性があるブラジャーの前が、突然、左右に開いた。ジャネットの熟れた美しい乳房が、解放され、目の前に姿を現す。

「う、ああっ、すごい、いい!!」

クリスは思わず、叫んでいた。と同時に、ペニスがヒクヒクと痙攣し、膨らんだ亀頭から、白い糸状の体液が撃ち出された。長く重々しい白紐は、ジャネットをめがけて宙を飛び、デスクを飛び越え、ジャネットのあらわになった乳房に直に当たった。

「ああっ・・・!!」

今度はジャネットが溜息を漏らした。クリスの体液を直接、胸に撃ち出され、その力強さと熱さに驚いていた。と同時に、彼女は、まったく触れていないのにもかかわらず、突然、膣肉がキュッキュッと痙攣するのを感じた。切なくなって、両脚をもぞもそと擦り合わせてしまう。興奮が押し寄せてくるのを払いのけようと思いつつも、彼女自身、クライマックスに達してしまうのを抑えきれない。

目はクリスのペニスに釘付けのままだった。若々しいペニスは、1発目を撃ち出した後も、何度も脈動を繰り返し、次々と白い糸を放出している。デスクに広げた新聞紙には、幾筋も白い線が描かれていた。目の前の男性器が脈動するリズムに合わせて、彼女自身の陰唇もヒクヒクと脈動するのを感じる。

そして、とうとう、放出が終った。クリスは、デスクに両手をついて、がっくりと前のめりになった。射精の疲労から、ハアハアと呼吸をしながら両目を閉じている。

ジャネットも、はあっと大きく息を吐き、椅子に深く座った。胸元に視線を落とす。白いクリームが胸を伝って流れ落ちていくのが見えた。その時、ジャネット自身、自分が行うことに驚いた行為だったが、指で、そのぬるぬるした液を胸に塗り始めたのだった。まぶしこむように乳房全体に、そして特に固くなっている乳首に塗りこむ。そして、塗りこんだ後、ブラジャーのホックを掴み、留めた。さらにブラウスのボタンも留めていく。前を隠した後、ジャネットは顔をあげ、クリスを見た。

「さあ、仕事に戻りましょう」

優しい声だった。


つづく
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