これは以前に投稿したストーリーですが、セレステのために再投稿します。セレステには、私のもっと新しい、「Run」というタイトルのストーリーのレビューを書いていただきました。Runは大学から走り去る男の子の話でしたが、この「Dream」という小品はジョギングに関するものです。-- deirdre
alt.sex.stories に投稿なさる方々へ:投稿にストーリーが含まれていない場合は、alt.sex.storiesには配布しないでください。alt.sex.stories.d の方へお願いします。
注意:私の話は、他の多くの人の個人的な性的妄想と同じく、「いくつかの規則を破ること」を描くものが多い。もし、あなたが、妄想話は現実生活において望ましくない状況を描くものであってはならないと思うならば、この話を読んではなりません。描かれる性的状況についてあなたが気分を害される可能性があること、前もって注意しておきます。18歳以下の場合は、この話を読んではなりません。
この話を保存し公表すること、再投稿すること、およびaltのニューズグループの低価格なCD-ROMの形で販売することを許可します。またこの種の作品のアンソロジーの一部として出版することも許可します。ただし、作品がdeirdreによるものであると明示され、作者への謝礼がdeirdreの名でAIDS研究の基金へ支払われる場合に限ります。---deirdre
「まさに夫が大好きな光景だわ!」
あの女性がジョギングするのを見て思った。私は家の前の窓から外を見ていた。その時、彼女と目が合ったのだった。
彼女がジョギングするのを見たのは、これが初めてではない。ほぼ毎日、同じ時間に走っているようだった。背丈は普通、やせていて、髪はブロンド。大きな胸。短い運動用のパンツとTシャツを着ている。体にぴったりのサイズで、見事な体型を見せびらかしているよう。それにしても、彼女は本当にスポーツウーマンだ。毎日、隣のブロックまでを5、6周ジョギングしている。
今は昼下がり。夫が、彼女がジョギングする、この時間帯に家にいたら、どうするか容易に想像できた。絶対に、これを覗き見するのを我慢できないはず。
夫は何を思うだろう? 彼女の胸について?・・・ヌードで走っているように見える姿について? 彼女と愛し合うことについて? いや、夫が愛しているのは私なのは疑いがないけど、夫も男。だから、「愛し合うこと」じゃなくて、「アレをすること」と言うべき。
夫は、彼女に「アレをすること」について考えるだろうか? 彼女が走って戻ってくるのが見える。2人はどういう風にするだろう? どうして私はこんなことを考えているんだろう? 彼女は夫に媚びた笑みを見せるだろうか? くすくす笑って見せるのだろうか? 体を火照らせながら、夫のために服を脱いで見せるだろうか?
彼女がここにいると想像してみた。このリビングにいて、夫に微笑みかけている。彼女はどうするだろうか? 夫は、どういう風にするのを求めるだろうか? 夫は何を妄想し、その実現を夢見るだろうか? 彼女が、素っ裸で四つんばいになり、媚びて夫の方を振り向く姿? ・・・その彼女の後ろに位置取ること? どうして私はこんなことを考えているのだろう? 彼女は、明らかに、男性が見たいと思い、性的な妄想をしてみたくなるような女性だ。そして、夫は立派に男性なのだ。
私は、あの女性のように、規則正しく運動をしていないことに罪悪感を感じた。
ある日、私はランニング用のショーツを履いて、ジョギングに出た。彼女の姿はなかった。実際、私はみっともない初心者のように見えるはず。そんな姿を、彼女に見られたくないと思っていた。運がよければ、彼女がジョギングに出てくる前に、終えることができる。
走り始めて、60メートルも走ってなかったと思う。私の横を彼女が抜き去った。ひゅっと風の音を立てて走り行く彼女の姿。本当にスポーツ・ウーマンだと思った。私は自分がバカな女に感じた。彼女のような人は私のような人間とは係わりたくないと思うものなんだろうと思った。
でも、その時、彼女が振り向き、私のことを見た。走りを止め、先に進まず、その場でジョギングをした後、私の方へ走って戻ってくる。
「ハイ!」
そう言って私の横に並んだ。
「こんにちは」
「一緒に走ってもいい? 一人だとすごく退屈で」
「ええ」
彼女はジョギングをしながら、とても楽に話すことができた。私の方は息が切れそう。彼女は構わず話し続けた。最初は天気のこと、それから近所のこと。とても人懐っこく、まるで私と一緒に走れてとても嬉しいと感じているような、そんな気持ちに私をしてくれた。
やがて私は疲れてしまい、しばらく歩かなければならなくなった。それでも彼女は気にしなかった。私の呼吸が元に戻るまで、一緒に歩いてくれた。その時も、ずっとしゃべりっぱなし。ブロックを2回、周った後、私は走れなくなってしまったが、彼女は平然としていた。なのに、彼女は走る動きを続けながら私の家まで一緒に付き添ってくれた。
別れ際、彼女は親しげに私に言った。
「一緒に走ってくれて、ありがとう。またいつか、一緒に走ってね。・・・あ、もし、また走ることがあるなら、ってことだけど」
彼女の言葉が信じられなかった。
あんなにすらりとして、スポーツが得意そうな彼女。その彼女のことを賞賛していた私。なのに、その私に、一緒に走ってと頼んでる! まったく予期していなかった言葉だった。
その夜、私はベッドに横たわり、まどろんでいた。ハッと驚いて眼が覚めた。彼女のイメージが浮かんだのである。振り返って、私のところに走って戻ってくる彼女。とても嬉しそうな顔をして。
私は天井を見つめながら、しばらく横たわっていた。眼を閉じると、また彼女のイメージが浮かぶ。どうして私はこんなに興奮しているんだろう?